不妊症の漢方治療について  内膜が薄い場合


子宮や卵巣は、漢方的には腎の一部と考えます。
腎の中には、腎精という栄養が蓄えられていて、これが卵、卵胞、内膜などの原料になってまいす。
ですから、内膜を厚くするには、腎精を補う事が大切です。

また、腎精を外から助けているのが血液です。
ですので、血液の質や量も大切です。

血液が汚れている状態を淤血といいますが、この状態ですと、内膜が厚くならない事があります。
まだ現代医学でははっきりとは解りませんが、内膜に対する抗体などがある可能性もあります。
こういった場合、腎精を補うだけでなく、血液を綺麗にするような方法も必要です。

内膜を厚くする場合も、やはり周期療法が有効です。

ただ、周期療法も体質改善です。飲んですぐに内膜が厚くなる訳ではありません。
何周期か頑張ってみる事が大切です。

卵の質と、内膜の厚さは、老化なども関係しています。
ですので、現代医学では非常に難しく、また漢方薬でも直ぐに効果が出る訳ではありません。
少し、気長に漢方を飲む事が大切です。

特に、腎精を補う場合は、「血肉友情 けつにくゆうじょう」といって、動物性の生薬が必要です。
動物性の生薬にも性質がありますから、その人の体質に応じて選らんでいく事が大切です。


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