不妊症の漢方治療について その 8 ここまでのまとめ


今までの所を少しまとめてみますね。

LH−RHテストで解るのは、次の4つの型でした。

「視床下部型」「脳下垂体型」「卵巣機能低下型」「多嚢胞性卵巣型」です。

卵巣を車のエンジンに例えて考えるととても解りやすいです。


「視床下部型」  運転手に問題あり。
  運転が下手くそだったり、乱暴だったり。オートマチック車でなければ、確実にエンストするようなタイプ。
  エンジンを直すより、運転の練習が必要なタイプ。
   ストレスに気をつけて、イライラしないような生活をする。
   漢方も、疏肝利気作用のあるものを使う。


「脳下垂体型」 ハンドル、ブレーキ、アクセルの故障
  エンジンも運転手も、良いのですが、命令が伝わらなく、車のコントロールが効かない状態です。
  


「卵巣機能低下型」 
  これには3つのタイプがあります。
   1.エンジンが古くなっているか、もともと少し弱い場合
      エンジンそのものの補修が必要 = 補腎
   2.ガソリンが不足している場合
      ガソリンを補う = 補気補血
   3.ガソリンの供給がうまく出来ない
      ガソリンの流れを良くする = 活血化淤 利気化痰

「多嚢胞性卵巣」
  運転手、エンジン、アクセルなどには問題が殆どなく、サイドブレーキがかかっている状態です。
  サイドブレーキのかかりぐあいで
   おくれながらも自然排卵する場合
   排卵誘発剤で排卵する場合
   排卵誘発剤でも排卵しない場合
  があります。
  排卵誘発剤は、アクセルを踏み込む事です。
  サイドブレーキがかかっていると、軽くアクセルを踏んでも車は発進しません。
  強く踏み込むと、今度は急発進してしまい、コントロールが難しい状態です。
  アクセルを踏み込む前に、サイドブレーキを外すことが必要です。


このように考えて見て下さい。

エンジンが悪いからといって、やみくもに修理してもうまくいきませんよね。
ちゃんと、何処が悪いか判断してから修理する事が大切です。


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