心神不寧は、心が安まらない状態をさしています。
これは、一つの状態を指すもので、正確には弁証とは違います。
弁証は、病気をおこしている原因を分析していくものです。
心神不寧は、病気の原因というよりは、病気の結果、つまり症状を意味しています。
心神不寧を起こす原因としいは、心気が著しく消耗した心気虚と、心血が不足して
心気を養えなくなった場合によく起こります。
また、肝火や胆火が原因で、心火に影響を与えて起こる事もあります。
心神不寧の治則は養心安心です。
心気虚に傾く場合は、帰脾湯を用います。
心血虚に傾く場合は、柏子養心丸を用います。