中医学的に見ると、肺の機能はさまざまです。
呼吸を主るだけでなく、皮膚も肺の機能に屬します。
また、免疫機能や、気、水の流れを調節しています。
胃から吸収された食物の栄養は脾に運ばれてから、さらに肺に運ばれます。
ここで、空気中から得られた気と混ぜあわせ、宗気という気をつくります。
宗気は心臓の鼓動や肺の呼吸のエネルギー源となっています。
また、肺の気は、全身に流れると共に、一部は下に降りて腎に運ばれます。
このように、肺の働きは複雑ですが、「気」と関係が深い臓器と言えます。
肺は嬌臟である
肺は、とてもデリケートな臓器です。これは直接外気にさらされている事が原因です。
肺は、華蓋
肺は、各臓器の一番上にあります。臓器の蓋の役目です。
肺は宣発と粛降を主る
宣発は、気を全身に流す働き。粛降は、肺気を腎に運ぶ働きです。
肺は百脈を朝ずる
肺は気の流れを主っています。血は気によって流されていますが、肺気の流れは血液の流れとも直接関係をもっています。