腎陽は、身体の中の陽気の中心となっています。
簡単に言えば、腎陽は、身体の中のボイラーの役目をもっています。
身体全体を暖めたり、特に胃腸を暖めいてます。
腎の陽気が不足すると、身体全体が冷えてきます。
また、胃腸の働きが悪くなり、下痢をしたりします。
さらに、陽は水の流れを調節しています。
陽気が不足すると、水の流れを調節出来なくなります。
このために、水が体中にあふれ出して、浮腫や喘息などの原因になります。
また、腎はホルモンや生殖器と関係が深いので、腎陽虚は生理不順や不妊症の
原因にもなります。
腎の陽を補う時は、附子や桂皮などを用いて、素早く腎陽を助ける場合と、
鹿茸、杜仲、巴戟天などで、ゆっくりと腎陽を補っていく場合があります。
代表的な漢方薬は、右帰丸、海馬補腎丸、至宝三鞭丸があります。