腎の中には、陰と陽があります。
腎の陽が、身体の陽中心であるように、腎の陰もまた身体の陰の中心と言えます。
腎は水と関係の深い臓器です。
つまり、腎陰は身体の中の水分の供給に関係しています。
このため、腎陰が不足すると、身体の中の水分が不足した状態になってきます。
皮膚がカサカサする肺陰虚
イライラしてのぼせる肝陰虚
やせて、疲れる脾の陰虚
動悸がして不眠などの心陰虚
これらの陰虚のすべては、腎陰虚と関係しています。
腎陰虚が原因で他の臓器に影響を与える事もあります。
他の臓腑の陰虚は、時間がたつと、必ず腎の陰虚を引き起こします。
何故なら、腎の陰は、他の臓器に陰を与える、ちょうど銀行のような役目をしているからです。
腎陰虚に用いるもっとも有名な漢方薬は六味丸です。